看護部長からのメッセージ
看護部長の平尾光史です。私は看護学生の頃より当院に就職し、今年で25年目となります。就職当初は精神科の患者さんの接し方に対して、たいへん困難さを感じることが多くありました。服薬を拒む患者さんの対応に悩んだり、不安を訴える患者さんにどう対応すればよいか試行錯誤する日々でした。勤務をするうちに、徐々に患者さんとの関わりが深まり、スムーズにケアができることも増えるようになりました。
精神科の看護はまずは患者さんを理解し、そして患者-看護師関係性を構築していくことこそが、ケアの手がかりになるということを学びました。初めは戸惑いますが、精神科臨床での経験は非常に示唆に富んだ尊い学びとなります。
防府病院はまだまだ成熟した組織とは言えませんが、これからスタッフ育成などを続け、防府市の精神科医療の一角としての役割を果たしていきたいと思います。私たちと一緒に防府病院で働いてみませんか。